応用機能
環境を設定する
[編集]メニュー–[環境設定]から、「openCanvas6」の操作環境を設定することができます。
1. [編集]メニュー-[環境設定]を
選択します。
[環境設定]画面が表示されます。
それぞれの項目について説明します。
ツール
- ①
- 旧バージョンのショートカットキーを設定する
チェックすると、一部のショートカットキーをopenCanvas5以前のものにします。
- ②
- 中ボタンの機能
マウスの中ボタンに割り当てる機能を指定します。次の機能を割り当てることができます。
表示移動
表示回転
ペンのサイズの変更
レイヤ移動
グラデーション
矩形塗りつぶし
自由塗りつぶし
塗りつぶし
矩形選択
自由選択
自動選択
- ③
- アンドゥ回数
[元に戻す]の最大回数を指定します。
- ④
- 右クリックで色を拾う
チェックすると[スポイト]の機能を右クリックで行うことができます。
実行時にツールアイコンは変化しません。
- ⑤
- 手のひらコントロールを使用する
チェックすると[手のひらツール]を[Space]キーを押している間表示、使用することができます。
- ⑥
- グループ内のツールはShift + ショートカットで切り替える
チェックすると、[Shift] + ショートカットで同グループ内のツールを切り替えます。
「ショートカットキー ツールモード切替」
- ⑦
- 描画ツールの設定を自動的に保存する
チェックすると描画ツールを変更した時、設定(パラメータの変更)を自動的に保存します。
同ツールで新規ツール作成を行うと、その設値は継承されます。
- ⑧
- 描画ツールを変更したとき、フリーハンドに切り替える
チェックすると描画ツールを変更した時、強制的に描画方法をフリーハンドに切り替えます。
- ⑨
- 背景色を選択したとき、前景色と背景色を切り替える
チェックすると、ツールウィンドウの背景色をクリックして前景色(描画色)と背景色を切り替えることができます。
- ⑩
- 手のひらツールのダブルクリックで角度も変更
チェックすると、手のひらツールアイコンをダブルクリックした時に表示角度を0°にします。
- ⑪
- ズームツールのダブルクリックで角度も変更
チェックすると、ズームツールアイコンをダブルクリックした時に表示角度を0°にします。
- ⑫
- ツールシフトを有効にする
チェックすると、ツールシフトを有効にします。また有効時間を設定できます。
ツールシフトとは、ツールのショートカットキーを一定時間押しっぱなしにして、ツールを変更する機能です。
パレット
- ①
- ポップアップスライダを縦表示
チェックすると、次の位置で表示されるポップアップスライダの表示を横から縦に切り替えます。
・[レイヤー]ウィンドウの不透明度ダイアログで▶をクリック
・[ナビゲータ]ウィンドウの表示倍率ダイアログで▶をクリック
カーソル・グリッド
- ①
- 描画カーソル
・標準
標準のカーソルです。[参照]は、外部カーソルファイルがある場合に利用できます。
・精細
チェックすると精細カーソルに変更できます。
・ブラシサイズ
ブラシサイズに合わせたカーソルです。[中心にカーソルを表示]をチェックすると、中心に標準または
精細のカーソルが表示されます。
- ②
- その他カーソル
・標準/精細
その他カーソルを使用する場合の標準/精細を変更します。
- ③
- グリッド
・幅/高さ
[表示]メニュー–[グリッド]で表示されるグリッドのサイズをピクセルで指定します。幅、高さ共に最小2ピクセルから、最大500ピクセルまで指定できます。
・色/不透明度
[色]は、グリッド線の色を指定します。クリックすると[カラーピッカー]ウィンドウが表示されます。
[不透明度]はグリッド線の透過度を調整します。数値を下げるほど透過度は高くなります。
キャンバス
- ①
- タイトルバーにフルパスを表示する
キャンバスウィンドウのタイトルバーの表示設定をします。
チェックすると、キャンバスウィンドウ(キャンバスウィンドウを最大化している場合は、メインウィンドウ)に表示するファイル名を、フルパスで表示します。
既に開いているキャンバスウィンドウのタイトルバーは更新されません。
- ②
- スクロールバーを表示する
キャンバスウィンドウのスクロールバーの表示設定をします。
チェックすると、キャンバスウィンドウのサイズを超える画像を開いているときに、ウィンドウのスクロールバーを表示します。
- ③
- オートスクロールを有効にする
以下のツールの場合、キャンバスの描画範囲外にカーソルが出ていった際に自動的にキャンバスがスクロールします。
・ブラシ系ツール(描画方法がフリーハンド以外)
・図形塗りつぶし
・選択範囲
・グラデーション
・レイヤー移動
・切り抜き
- ④
- 表示の回転・拡大縮小をアジャストする
チェックすると、変更できる回転・拡大縮小の数値が一定になります。
- ⑤
- 画像サイズの変更後に表示ウィンドウに合わせる
チェックすると、画像サイズ変更後、画像がウィンドウ範囲を超えていた場合でも、ウィンドウ範囲内に収めて表示します。
[縮小方向のみ]をチェックすると、画像サイズ変更後に画像がウィンドウ範囲を超えていない場合、表示ウィンドウに合わせなくなります。
[イベント再生時のみ]にチェックをすると、イベント再生時にのみ本機能が有効になります。
- ⑥
- 再生開始時にアンチエイリアスを切る
チェックすると、イベント再生開始時にアンチエイリアス表示をオフにします。
アンチエイリアス表示を行うと表示は綺麗になりますがCPUに負担がかかります。そのため、低速なマシンの場合イベント再生の処理速度が極端に低下します。そのような場合はチェックを入れることをお勧めします。
ファイル
- ①
- 新規作成時に年月日をファイル名にする
チェックすると、キャンバス新規作成時に「YYYY-MM-DD」の年月日形式でファイルが設定されます。
- ②
- 「名前を付けて保存」ではファイルのパスを優先する
チェックすると、既存のファイルから開いたファイルを「名前を付けて保存」するとき、デフォルトの保存先をファイルのパスに設定します。
- ③
- 「開く」「名前を付けて保存」で別々のパスを使用する
チェックすると、「開く」または「名前を付けて保存」するとき、デフォルトパスにそれぞれ別のパスを設定します。
- ④
- ファイル保存時に確認ダイアログを表示する
チェックすると、[上書き保存]などを実行したときに、確認ダイアログボックスを表示します。
プリセット
openCanvas6の設定ファイルに関する設定です。
- ①
- [ブラシ設定]/[ペン先設定]/[色見本]/[グラデーション]/[トーン]
各種ツールの起動ファイルの場所の確認、指定ができます。
各種ツールのファイル形式は以下のとおりです。
ブラシ設定ファイル |
PMT |
ペン先設定ファイル |
PSH |
色見本ファイル |
OPL、ACO(Photoshopパレット)、TXT・PCS(Painterパレット)ACO、TXT、PCS形式においてはそれぞれのアプリケーションとの互換性を保障するものではありません。ACO形式ではRGB、HSVに対応しています。 |
グラデーションファイル |
OGS |
トーンファイル |
OTS |
- ②
- 終了時に使用しているファイルを起動ファイルにする
チェックすると、終了時に開いているファイルを次回起動時に設定ファイルとして読み込みます。チェックを外すと、起動時に読み込む設定ファイルを指定できます。
- ③
- 終了時ファイルに変更があった場合
終了時に設定ファイルに変更があった場合の動作を、[確認を表示]/[上書き保存する]/[何もしない]から選択できます。