まず、ベースを塗ったら大まかにイチゴの模様（種子の部分）を描く。透明水彩ブラシの【ぼかし効果】などを調整し、少しジワッとした丸をブラシで描いていく。

【オーバーレイ】レイヤー上で、肌色に近いような明るいオレンジ色を、光の当たる部分に塗り重ねる。イチゴのツヤ感が出た。

タルトの生地に、質感をつける。鉛筆の【ビットマップブラシ】で、二種類のテクスチャを重ね、さらに【オーバーレイ】レイヤーで陰影をプラス。

分かれていたタルトとイチゴのレイヤーを統合し、細部の描き込みを進める。細い鉛筆ブラシで種もポツポツと細かく描く。

イチゴにさらにツヤ感をプラスするため、【加算】レイヤーを使ってハイライト部分を光らせる。シロップがかかったような艶やかさが出た。

全体的に色を調整。そして鉛筆の透明度を調整した半透明の鉛筆ブラシで、細かい光やカゲを描き足していく。キラッとした星型の光もプラス。

イチゴの断面。まず、不透明度を調節した鉛筆ブラシでベースを塗る。

同様に、半透明の鉛筆ブラシで、模様を描き込んでいく。

色をもっとくっきりさせるように調整したら、ハイライトを入れる。

最終的には、全体に合わせて光の粒のようなハイライトも加え、完成。