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ペイントソフトopenCanvas(オープンキャンバス)は、イラスト初心者から上級者まで幅広く対応できるwindows専用ペイントソフト。 ここでは、そんなopenCanvasを使った藤ちょこさんのCGイラストメイキングをご紹介します!
季刊エス10月号2014年9月15日発売初出 http://www.asukashinsha.jp/s-s/
線画は鉛筆ツールで描いている。不透明度の設定は70%くらい。うすめに設定し、重ね描きする事で線に強弱をつける。
最初のラフからopenCanvas上で描いていく。なるべく仕上がりまでブレないように、ラフの時点で色のイメージは定着させる。
人物全体を塗り終わったら、不透明度25%の【乗算】レイヤーで、紫色を全体に重ね、肌部分には少しオレンジ色も重ねる。そして、消しゴムツールを使って、明るくしたいところのカゲを消しながら、全体の立体感を出していく。
この絵は、ラフから完成まですべてopenCanvasで作業を行いました。鉛筆ツールなどは、アナログに近い使い心地で自然に描く事ができます。また、レイヤーの種類が豊富で、細かい色の調整などもやりやすかったですね。背景に関しては、普段【パース定規】という機能もよく使っていて、それは自動的にパース線を引いてくれるので、すごく便利です。いろいろな機能が揃いつつ、簡単かつ感覚的に活用できるので、とても使いやすいソフトです。