
講評
生成AIとの会話が軽やかな春の一句になりました。ともすれば人間同士の会話に思えるやりとりも「**正解**」の表記でAI相手だと読みを絞れます。部屋の写真と要望を伝えれば、模様替え後の予想図だって生成してくれちゃうAI。未来、きてますねえ。AIの解答に背中を押され、作者はさっそく模様替えに取り掛かるのでしょう。きらきらする春はもう目の前にやってきています。
家藤正人
講評
巣箱の作り方と置き方は教えてもらえても、設置だけは自らの手でやらなければなりません。落ちた巣箱が空のままならまだ良いけれど、卵があったなら還らぬ命となったかも。状況次第で、慰めの文字列が重くも軽くも変化するのが独特な味わいです。
家藤正人
講評
子育て現役世代として大いに共感。「八ヶ月」がリアルに圧しかかってきます。今や真っ先に助けを求めるのは手元の端末に、です。なぜ夜泣きするのか、どうすれば収まるのか。子育てという未知の作業と向き合う「夏痩せの腕」が切々と映像化されています。
家藤正人
講評
AIの登場によって、画像の高解像度化技術はより進歩しました。古い写真の欠損部分を推論して補完するのです。蘇った画像に映る亡き人の鮮明な姿は、追憶をもアップグレードしてくれることでしょう。秋の夜長の追憶、その一粒一粒をしっとりと愛しみます。
家藤正人
講評
「バイラクタル」とはトルコ製の軍用ドローンのこと。近年の戦争で大きな成果を挙げています。技術の進歩は戦争の形も変えました。その姿を味方は称賛の心で、敵は恐れを込めて、見上げるのでしょう。見上げた目を射る薄暑の光はどこか酷薄でもあり。
家藤正人
講評
医療の現場でもAIは活用されています。その一つがCT画像の解析。素早く状態を把握する助けとなり、肉眼では発見が難しい病変を見落としてしまう危険を低減します。数十年に一度しか開花しない「竹の花」との取り合わせが稀なる喜びと進歩を祝うかのようです。
家藤正人



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