「絶対即戦力タイピングマスター」は、
効率よく、かつ正確にタッチタイピングを習得するソフトウェアである。
さて、あなたはいま、自信を持って「タッチタイピングができる」と答えられるだろうか?
もし、答えが「NO」であれば、即刻タッチタイピングを身につけるべきだ。
なぜなら結構な割合で『人生において損をしている』から。
え?大げさだって?
そもそもスマホで十分だって?
そう、今の時代「スマホで仕事をすればいい」という声も聞こえてきそうだ。
確かにスマホで仕事が完全に完結する時代も近い将来訪れる可能性はある。
ただ、いま問題視されているのは、逆にスマホ利用だけが身についてしまった多くの学生達だ。
スマホ依存の学生が溢れかえり、
新社会人として社会に出たものの
パソコンを使った仕事ができないという事態に陥っているのだ。
更にこれは誤解を恐れずに言うと偏差値の高い学校の学生に多いのだ。
彼らは、タッチタイピングができずとも、
学校のブランドで基本的なPCリテラシーに触れることなく就職ができてしまう可能性があるからだ。
そして、社会に出るとスマホではなくパソコンで仕事をしなければならない事に初めて気づく。
この時点で全く準備の整わない困った社会人の誕生だ。
新社会人に限って言えばタッチタイピングができないと、例えばこんな事態に陥る。
タッチタイピングができないとマイナスなことはあれども、プラスになることなどまずあり得ない。
そう、タッチタイピングは、「ITスキルの中で最も基本中の基本」となるものであり、これを疎かにするとどのITスキルも向上しないと言っても過言ではない。
故に、タッチタイピングを極めていくことは、ITスキルを向上させる最も必要なことと言えるだろう。
そして、ITスキルだけでなく、大げさに言えば、こと「人生」にも少なからず影響をおよぼすのだ。
そのため、新社会人だけでなく、幅広く多くの人にタッチタイピングの重要性を知ってほしい。
ここでタッチタイピングがもたらす3つの優位性について話をしよう。
とにかく速い
筆記よりもタイピングは断然速い。もちろんスマホのフリック入力よりもだ。
筆記の速度には限界があるし、速記という手法もあるが全ての人が解読できるものではない。さらにその習得には時間を要するのだ。
個人差はあるがタッチタイピングは練習次第で早い人だと1分で80文字程度は打ち込めるようになる。
編集のような仕事をしている人にはもちろん重要な技術となってくるかと思うが、普通の会社員でも打ち合わせ時の議事録をつけたり、取引先への素早いメール回答を求められたり、顧客へのチャットサポートを行なったりなどタイピングが速い人は必ず生産性の高い仕事をすることができるのだ。
疲れにくい
タッチタイピングができないと、キーボードとモニターを交互に見ながらタイピングを行うことになる。無駄な視線移動が増えるため、肩も凝るし、目も疲れる。
そのため短時間しか集中力が続かない。
逆にタッチタイピングができると、キーボードを見ることがないのでモニターを見ながらタイピングを行うことができ、疲れ知らずのうちに仕事が進む。
疲脳内に浮かんだアイディア・言葉を
スムーズにアウトプット
上記、2点を説明したがタッチタイピングの重要性はまさにこの3点目。
「脳内に浮かんだアイディア、言葉をスムーズにアウトプットできる」ということだ。
速さや疲れにくさというのは、言わばオマケみたいなものでこの脳内を再現できるというのがタッチタイピングの一番の重要性なのだ。
タッチタイピンができると、ふと浮かんできたとてもいいアイディアや、言葉にしたいフレーズをそのまま打ち込むことができる。
タッチタイピングができない場合、まずはキーボードを見ながらキーを探すところからはじまる。「Q のキーってどこだっけ…」とかだ。
当然、アウトプットが一時中断されるのでいいアイディアも素敵なフレーズも再現性が失われてしまう。せっかくキラキラに光る完成された文章も、崩れゆくブロックのようにボロボロになってしまうのだ。それを修正し、改めて組み立てるのには多くの時間と労力を要す事になり、デメリットは計り知れない。
たまに自己流のタイピングで人差し指1本で打ち込む一本指打法如き様子も見かけるが、多少の時間をかけてでもタッチタイピングを習得することの方がはるかにメリットはあるはずだ。
ややうっかり前のめりな前段が長くなったが、ここからこのソフトの内容を紐解いてみよう。
POINT.1[操作性・使い方] はマニュアル要らず
インストール完了後、すぐにタイピング練習に入ることができるシンプルで分かりやすい仕様だ。そのため誰でも直感的に操作ができる仕様になっている。
また、メニュー画面から進んでいく際、各項目に「数字」または「アルファベット」が振られている。これをそのまま打てば、わざわざマウスを使わずに進めることができる気の利いた演出も含まれている。
POINT.2身につく [ホームポジション] の練習
タッチタイピングを身につけるには、まず、どの指がどのキーを押さえるのかをしっかり身につけるべきだ。このホームポジションを身につけるための項目が驚くほど豊富である。
例えば、キーボードを「数字」「上段」「中段」「下段」に区切って練習する項目が用意されている。指自体にどのような動きをさせるのかを覚え込ませるためにキーボードを区切って反復練習をするのは非常に効果的だと言えるだろう。
また、併せて「左手」「右手」それぞれの「各指」毎に分けたステージも用意されている。ここまで細かく分類されて練習させるのは、全ての基本となるホームポジションに重きをおいている仕様だからだろう。
ホームポジションの画像をプリントして机などに貼っておきたい場合、PDFデータとして付いているのでこれも嬉しい。因みに、A4、A3版と両方入っている。
POINT.3[単語練習] から [かんたん文章] [実践練習] まで
問題テキストはとても豊富
タイピング入門者でもスムーズに練習に入れるように「た」「ち」「つ」「て」「と」のような一文字入力から「仕事」「調査」「警察」などの単語、10文字程度のかんたん文章、10文字以上の実践的な長文問題をカテゴリ分けしている。
更に細かく言えば「音節単位」での練習項目が入っている。
「音韻の練習」「母音の練習」「子音の練習」「濁音/半音の練習」「促音/拗音の練習」と言った具合だ。
また、問題文には「句読点入り」の文章もあるので、より実践的な練習ができる。
加えて、「ショートカットキー」の練習ステージもある。
これを極めることにより仕事の効率アップは間違いないものとなるであろう。
もし、中級者、上級者なら優しいカテゴリは飛ばして「かんたん文章」や「実践練習」などどこからでも練習していただくことができるだろう。
そして極めつけは特典として付いている「仕事応援打」という練習問題コンテンツ。
インストール完了後、改めてコンテンツをダウンロードする必要がある。
ひと手間かかる作業だが絶対におすすめだ。
ダウンロードし、ソフトをアップデートすることで練習問題が更にグっと充実する。
新社会人にはもちろん、すでに社会に出ている人でも改めて確認しておきたい言葉を問題化している。そしてショートカットキーの問題も「エクセル」「ワード」で役立つショートカットキー問題が加わるので嬉しい知識が身に付くはずだ。
POINT.4入力設定は不要
些細なことかもしれないが、例えば、「じ」を入力する際には「zi」「ji」のどちらでも入力ができる。「ん」も「nn」「n」のどちらでもOK。わずらわしい設定は不要だ。
なんせ、この入力方法はタッチタイピングの速さに関わらない、矯正しなくてもよい点だ。もし、この入力方法を強要されるのは非常にストレスになるものだが、このソフトでは設定要らずでタイピング練習ができるというストレスフリーの仕様である。
POINT.5問題文読み上げ機能付き
音声読み上げ機能が付いているので問題文を読み上げてタイピングを練習することができる。 もちろん、音の出せない静かな環境で練習する際には、ON/OFF設定、ボリューム調整もあるのでタイピング練習の環境によって操作を切り替えることが可能だ。
その他、以下のような機能設定が用意されている。
設定画面には特にないが、画面サイズもブラウザを使用しているときと同じように使えるので自由自在にサイズ調整可能だ。
よって、大きい画面にも小さい画面にも合わせて使うことができる。
POINT.6入力結果を自動判定
練習終了後、タイプミスの多かったキーを表示したり、タイピング速度を表示するので次の練習開始時には気をつけるキーや速度の目標などが立てられる。
更に、場面によっては練習問題についての解説も出るのでタイピング練習した文章の意味なども確認することができる。
POINT.7Windows、Mac両OS対応
Windows、Macの両最新OSに対応している。
仕事はWindows、プライベートはMacと使いわけしている方も、画面に表示されるキーボードもOSによってちゃんとwindows用、Mac用と分けられているのでどちらのパソコンでも取り組むことができる。
上記のように本ソフトはタッチタイピング習得において十分過ぎる仕様構成となっているだろう。
更に本ソフトには『一挙両得』というコンセプトを随所に散りばめている。
「タッチタイピング習得」と「役立つ知識の習得」である。
タッチタイピングは身につけておくべき基本的技術であり、それを習得する時間に無駄打ちはさせないということだ。
もうお分かりいただけたであろう。
投資リターンが最も大きいITスキルは「タッチタイピング」だということに異論はないはずだ。